本インタビューは、和泉先生の「ぜひ若い学生たちに岩垂奨学会に限らず様々な制度や機会を活用し、幸運を掴んで欲しい」という思いから実現したものです。岩垂奨学会の講演について、和泉先生の学生時代の話も交えながら、学生に向けてのメッセージを伺いました。

長いご闘病の末，先生がお亡くなりになったのは2月21日の早暁でした。この2年間殆ど昏睡状態であったとのことですが，昨年先生の86回目の誕生日を記念して催された講演会の講師として ...

1978年、北海道生まれ。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了。博士（工学）。日本学術振興会特別研究員、室蘭工業大学博士研究員を経て、2008年よりJAXA宇宙科学 ...

ロケットは自分の持っている酸素を使って燃料を燃やし、できたガスを物凄いスピードで後ろにふき出して、その反動で前向きの速度を獲得するんだよ。ふき出すガスの重さが重いほど ...

アジア各国では月に「うさぎ」がいると考える文化があります。一方ヨーロッパでは、月の模様は「人」もしくは「人の顔」と見なされることが多いようです。この研究では、人工知能 ...

2019年4月5日、「はやぶさ2」は小惑星の表面に人工クレーターを作るという世界で初めての試みに成功しました。 使われたのは新たに開発された衝突装置です。小惑星の内部の物質 ...

Fig.1 GAPS detector (Testing in the U.S.). Comparable in size to a small bus (approximately 4 m x 7 m in width, 3 m in height, and weighing about 2.5 tons). I am conducting research as part of the ...

図1 GAPS検出器 (米国内での試験の様子)。小型バスと同程度のサイズ(横幅: 約4 m x 7 m、高さ: 約3 mで、重量: 約2.5トン) 私は、宇宙の最も根源的な謎の一つである「ダークマター」の正体を解明 ...

有人与圧ローバ―（Pressurized Rover: PR）は、有人または無人により月面を移動可能な探査車であり、米国の推進するアルテミス計画に供するべく、JAXAおよびNASAの共同パートナーシップにより ...

地球外天体の岩や砂を持ち帰ってくるサンプルリターンミッションにおける最終段階、すなわち地球帰還時の飛行挙動に関する研究を行っています。地上にサンプルを持ち帰ってくる際は ...

This study investigates the aerodynamic behavior of sample return capsules during re-entry to Earth. The re-entry phase is the final stage of sample return missions, such as the Hayabusa mission, ...